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ブレハラ 一応R
誤字から始まったけど意外とシリアスになったよ。
お墓の中の人は軍時代のなんか仲良かった人とか思って下しあ。
海外のお墓はえちいことしてたら見えちゃうねえ立地的に。
そんな感じでよければ下のタイトルより
誤字から始まったけど意外とシリアスになったよ。
お墓の中の人は軍時代のなんか仲良かった人とか思って下しあ。
海外のお墓はえちいことしてたら見えちゃうねえ立地的に。
そんな感じでよければ下のタイトルより
「出かけてくる」と、ふらりとでたハラルドを、…追いかけたりしなければ良かった。
大会と大会の合間のオフシーズン。
ハラルド邸で英気を養っているゆるりとした午後だった。
「少し出かけてくる、夕食までには戻る。」
壁にかけられたコートを羽織り、やおら出かけるハラルド。
これまた珍しい、普段なら日のあたるいつもの特等席でセバスチャンの淹れた紅茶を楽しんでいるはずだというのに。
ソファに寝そべり月刊デュエルを流し読みしていたブレイブは、声のしたほうにゆるりと視線を向けた。
廊下へと消える前にみえたハラルドの姿。
いつもよりも少し身奇麗な恰好、コートの下はおそらく黒のスーツ。
ホストのような白い服を好んで着る青年にしては珍しい、と心の中で一人呟く。
少し急いたような動き、いつもよりも厳しい表情。
ほんのかすかだが、常の彼の様子でないところに、聡いブレイブは何がしかを感じる。
ただ出かけるだけではない、特別な、何かがある。
「へーへー、いってらっしゃい。」
言葉だけは送り出して、少年は玄関へと向かう青年の足音に耳を済ませた。
かちゃり、と玄関の閉じる音を聞いてからソファに投げ出していた体をゆっくりと起こす。
読みかけだった月刊デュエルを机に置き、大きく伸びをする。
めぐり始めた血液に乗せて思考を回転させる。
もしただ買い物にいくだけなら、彼の専属執事セバスチャンに頼んで終わらせるだけだ。
滅多に外出などせず、するとしてもお付をつけるはずだ。
見つからないようにこっそりと窓から玄関口を覗く。
黒塗りの高級外車は車庫に入ったまま、おそらくお忍び用のバンで出かけたのだろう。
そこまでされると更に怪しい。
「チームラグナロクのリーダー、ハラルド」ではいけないような場所にいくのだと、宣言しているようなものである。
看板という外面を置いて出かけるということは、それなりに秘めておきたい場所に行くのだということ。
果たして、彼がそうまでして出かけたいところとは。
女と密会か、やばい取引か、それともお茶の間ではもう言えないようなことか。
巡るのはパパラッチが好みそうなゴシップスキャンダルの大嵐。
先の試合での疲れなどとうに癒え、もてあました暇と体力。
そこに投げて寄越されたハラルドの不可解な外出。
追いかけないわけがない、こんな面白いこと滅多にない。
暇をもてあました悪戯好きの神、ロキのような笑みを浮かべて、ブレイブはパンと拍手を打った。
「ハラルドの秘密を頂戴するぜ?」
隣にかけてあったジャケットを手に取り、サイドテーブルにおいていたバイクの鍵をポケットにねじ込んだ。
車庫で久々の使用を待っていたナナハンのゼファーで颯爽と公道を走るブレイブ。
カワサキ製のバイクは久しぶりに乗っても機嫌を損ねずに走ってくれるなと半分はツーリング感覚でハラルドの車を探す。
冬の閑散とした景色に、真っ赤なボディが滑走する。
いくらか辺りを走っていくと、ハラルドがおおよそ運転しているであろうバンを発見する。
ナンバープレートは間違いない、確実に捕らえた。
見つけられてまかれぬように十分な車間距離を保って追いかけるブレイブ。
青年の車はまるで迷いなく信号を曲がり、だんだんと郊外へと向かってく。
こんな郊外に何の用があるというのだろうか、好奇心が渦を巻くと同時に、得も知れぬ不安が募る。
これ以上追いかけていいのか、もしかしたら知ってはいけない深い部分に触れてしまうのではないか。
でも、ここまで来たら知りたい。
ハラルドが誰にも内緒で、こんな郊外に来るその理由を。
女と会うだけなら、わざわざこんな郊外でなうともお金持ちの特権『貸切』の効果を発動すればいい。
ヤバイ橋を渡らずとも彼自身捨てるほどの財力をもてあましている、この可能性も薄い。
その二要素を排除した場合、郊外にわざわざ足を運ぶその理由とは。
どうしても知りたい、青年の語らざる行動の意味を。
バイクのグリップを改めて握り締めながら、少年はスピードを上げた。
着いたのは、閑静な高台。
なだらかな丘には、細長いオブジェ。
それは石版状だったり、オベリスク状だったり、十字架だったり。
各々がそれぞれの形で、それでいて整然と並べられている。
そこが、いわゆる「墓地」であるということは、一目で理解できた。
駐車場にバンが止まり、中から予想通りハラルドが一人出てくる。
その手には白い薔薇、自分が見つける前に花屋にでも寄っていたのだろう。
小さな花輪と大き目の花束はシックな色合いで統一されていた。
冷たい風に小さく体を震わせ、迷うことなく一方向へと向かっていく。
向こう側からこちらが見えなくなるのを確認してから、ブレイブも近くにバイクを止める。
フルヘルメットを外すと、ひんやりと撫でる風が肌を粟立たせた。
今帰れば、大事な事実を知らずにすむ。
それはブレイブ自身直感として感じていた。
頭の中はざわざわとざわついて、心臓は痛いほどに高鳴っている。
こんな風になる時は大抵いいことなんてない。
ここまできて、このあとに待ち受けることなんて過ぎるほどにイメージできる。
このまま彼を追いかけ事実を目にした時、自分が何をするかだって十分に想像できている。
今なら、踵を返して青年の邸宅に戻り、何も知らなかったかのように振舞う事だって出来る。
トリックスターの異名は伊達ではない、嘘の一つや二つ貫き通すことは朝飯前だ。
だが、理性と反し感情はハラルドを追いかけたくてたまらなかった。
決定的な何がしかを見ることになっても、知らないよりもましだ。
ハラルドは己のことを自ら語ったりはしない。
だからハラルドのことは体のことは分かっても、心までは分からない。
もし心がまだ誰かのものであるのなら、奪いきってしまいたい。
口腔に溜まり始めた唾液を飲み干して、青年はバイクのエンジンを切った。
なだらかなで上りやすい丘陵をゆっくりと登る。
見渡す限りの墓標、墓標。
人気のない昼下がり、曇っている所為もあって、辺りは空恐ろしいほどに暗かった。
墓標の中にうかぶ人影。
それは紛れもないハラルドその人の姿だった。
気づかれないように静かに、歩幅を広くした。
十字架状になった墓石に白い花輪を下げ、名前の刻まれたオブジェの下に花束を添える。
もうずっと昔にこの墓石は作られたのだろう。刻印された名前はところどころ風化して見づらくなっていた。
いとおしげに十字架を撫で、そっと額を寄せる。
それは敬愛とも、別の特別な愛とも取れるような美しい光景だった。
その美しさに、一瞬足を止めるブレイブ。
こんな姿、一度も見たことがない。こんな風に何かを慈しむ青年の姿を、見たことなんかない。
そんな表情をさせるような相手なのだとおもうと、もうたまらなくて。
土の中に横たわる、見ず知らずの誰かに嫉妬の炎を燃やす。
「お久しぶりです。元気にしてらっしゃいましたか。私はいま……。」
嬉しそうに微笑しながら、近況報告をするハラルド。
自分にだって見せてくれた事のない顔、どれだけ彼がこの人物を思っているかを見せ付けられている気がした。
今日ハラルドがここに来た理由が、墓参りだということ。
そしてその相手が彼にとってとても大切な人だったということ。
分かりきっていたことだというのに、これほどに心がかき乱されるとは思っていなかった。
こんなに胸が焦がれて、痛くてしょうがないとは思わなかった。
止める術はひとつしかなく、その術はどうしようもなく青年を傷つけることを過ぎるほど理解している。
でも、それでも。
壊してしまいたい、大切な人の目の前で。
「何してんだ?ハラルド。」
後ろから、努めて明るい声で声をかける。
声がかすかに震えるのは、嫉妬からか悲しみからか。
おそらくはその両方だな、とブレイブは一人ごちた。
声を耳にした瞬間、それと分かるほどにハラルドの体はびくりと跳ねた。
振り返ろうとするその細い体を、覆いかぶさるようにして後ろから羽交い絞めにした。
ごちっと痛そうな音がする。青年の額が墓標にぶつかったのだ。
冷えたコート、内側のぬくもりを捕らえられずにいる。
それがどうしようもなく心が離れていることを象徴しているようで、心が締め付けられる。
奪いたい、この物言わぬ墓標から。
すべて奪って、心を砕いて、その傷跡に自分を刷り込んでやりたい。
砕かれた心に、自分しか映らないように。
「…ブレイブ…か?」
急に羽交い絞めにされて振り返ることの出来ないハラルドは、声から相手を特定する。
当たり、という代わりにベルトの辺りに手を這わせる。
性急にバックルを外し、ボタンを引きちぎらんばかりに取り去る。
ジッパーの下がる音が、冷たい空気に大きく響く。
突然のことに困惑した頭では正しい判断は難しく。
慌てて股間の辺りをまさぐるブレイブと思しき手を掴んだ。
「っ…なにをするっ!やめないか。」
「やめねえよ…。何しに行くかと思ってつけてみりゃ、昔の男とよろしくやってんだもんなあ?」
嗜める言葉にかぶせられる言葉。
青年にしては静かな、冷酷な声質だった。
耳朶に刻まれる振動に身を捩るハラルド。だが後ろから乗るようにして押し付けられる所為で身動きが取れない。
無理矢理に手を振り払い、完全に開かれたジッパーの先に手を差し込む。
つけられていたのだ、という事実と、今こうして信じられないような行為に及ばれようとしているという事実。
二つの事実を一度にたたきつけられて、普段は冷静沈着な青年も、うまく思考を操れない。
「それは…っ!」
「違わないよな?…この墓、そうなんだろう?」
強く押し付けて、口答えなどさせないほどの強行手段をとる。
まだ少しも反応していないハラルドの楔を握り、強引に扱く。
はっきりと、痛みが伴うように。快楽が芯まで届くように。
巧みなブレイブの手淫に、ハラルドはなすすべもなく、ただ声を荒げて身を捩るしか出来ない。
「離すんだ…っブレイブ…ここは墓前…っ!」
もってらしい叱責。
墓石の前で、眠る大地の上で。
体を開いて淫猥な事をするなど、死者に対する冒涜以外の何者でもない。
それも青年の大切な人の前でだ。いつになく必死に制止する。
「しるかよ…! 頂戴するぜ?見知らぬ誰かさんよ、アンタの目の前で、ハラルドをさ。」
語気つよく言い放つブレイブ。普段に見られない姿に、ハラルドも困惑顔をかくせない。
冷たい外気に晒される色素の薄い楔。
それは既に与えられた刺激を快楽であると認識しおおよそ勃起していた。
裏筋を強く苛み、鈴口を掻く。
ハラルドの体がその強い刺激にビクビクと震える。
押し付けられた額は、風化した御影石に擦り付けられた所為か、赤くなっている。
潤滑剤もなしにすられているため、刺激は痛みのほうが大きいはずなのに。
その先端からはゆるりと温かなカウパー液が溢れ始めていた。
こんなことをしても心は手に入らない。
心の奥底では分かっている。
こんな強行手段をとって、強引に辱めて貶めても、心は変わらない。
でもどうしようもなく壊したくてしょうがなくて。
ハラルドの心を頂戴したまま逝った人間から、心を取り戻すのはどうしようもなく至難の業で。
八つ当たりにも似た形で、奪うしか、手立てを思いつかなかった。
溢れ始めた先走りを指に塗りこめ、熟れ始めた欲の塊をいいように扱く。
立ち並ぶ閑散とした墓石たちの中で、動く人影は自分たちだけ。
見ているのは死者だけ、そしてその特等席は、先ほど青年が慈しみの眼を見せていた相手だ。
ここで強引に手淫して、大切な人の前で淫猥な姿を見せ付けてやれば。
ブレイブにとって、この物言わぬ墓標へのこの上ない挑戦状になるのだった。
死んだお前になど負けない、どんな手をとってでもハラルドは渡さないという宣戦布告。
そしてハラルドにとっても、絶対に手放さないという牽制の意味合いも。
「はっ…あっ……やめっ…ブレイっ…ぶ……、だめだっ…!!」
「もう、遅いってんだ…、ぶちまけちまえよ、大事な人の大事な墓石に…っ!」
その時を促すように、ブレイブは先端を強く絞った。
弓なりにしなるハラルドの体。細い髪が振り乱れる。
体はその堰を切り、白濁とした液体を目の前に射出した。
どろりとした粘液が、御影石を濡らす。
まるで死者を陵辱しているような錯覚に陥る。
目の前の光景が信じられないといわんばかりに目を見開く青年。
敬愛する人の墓の前で、欲望の猛りを見せ付けられあまつさえその迸りで汚してしまうだなんて。
体が、カタカタと震えている。
ただこの場が寒いというだけではない、色んな想いが交錯し綯い交ぜになった挙句の震えだった。
ブレイブは、そのことを十分に知りながら、その震える体を強く強く抱きしめた。
「アンタは………オレが頂戴した。誰にも渡せねえ…それがたとえ死者だって。」
掻き消えそうなほど小さな声は、重くのしかかる曇天に、ふわりと消えた。
*******************
おしまい
あー、んっんー
思ってたよりもちょい重たくなった。
けど、(゚ε゚)キニシナイ!!
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