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ハラブレ
ちゅうはすきかしら?
一人ss縛りぷれいなう
よろしければ下のタイトルより
ちゅうはすきかしら?
一人ss縛りぷれいなう
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「なぁ、ダンナはちゅうすんの好き?」
唐突に脈絡のない質問をするのはブレイブのくせのようなものだろう、とハラルドはため息をついた。
「どうした薮から棒に。」
本に落としていた視線を、隣の少年に移す。
「いやー別に。俺はちゅう好きだけど、ダンナはどうなのかって思っただけだぜ?」
ブレイブは青年にもたれかかりながら、じっと上目遣いで見やる。
あどけない顔に、エロチシズムの混じった妖艶さが、まるで夢魔の様に、こころを乱す。
「そうだな、嫌いではないな。」
心の内をごまかす様に、ハラルドは少年の顎を取る。
柔らかい、軽いフレンチキスを落として再び本に目を落とす。
何だか茶化されたような気分になり、むすくれるブレイブ。
がっ!とハラルドの頬を両手で掴み、ぎゅう、と内側に押し付ける。
「ひゃめたまへ、はおあゆあむ。」
おそらく『やめたまえ、顔がゆがむ』と言ったのだろう。
唇がちゅーとたこのようになったハラルドの姿は、おもしろおかしくてたまらなかった。
「変な顔ー。」
ぷはは、と笑いながらクールな青年の歪んだ顔を眺める。
自分は、彼とキスをするのは好きだ、と心の中でブレイブは呟く。
柔らかくて品の良い唇は心地よく、ふわりと香るフレグランスは恍惚感を与えたまらない程に身体が疼く。
さっきの様な軽い口付けも好みだが、やはりハラルドとなら濃密な混じり合いが一番好きだ。
「俺は、ダンナとちゅうすんの、すんげえ好き。」
ニンマリとチェシャ猫のように笑って、ブレイブはもう一度「好き」と訴えた。
強制的に突き出された唇をゆったりと塞ぐ。
軽く開かれた部分に舌を差し込み、口腔の柔らかい部分に触れる。
「っ…」
息を飲む様な小さな吃音が青年から漏れる。
甘い声のソレは愛おしく、堪らず体がじんと淡く疼いた。
整った歯列をなぞり、誘うように舌を舐める。
ぞわっ、とハラルドの背筋が粟立つ。
どうして自分が、ブレイブとの口付けを「嫌いではない」と持って回ったような言い方をしたかと言えば。
その口付けの魔力だ。
女性のようにふっくらとした唇は触れるだけで心地よく。
厚い舌はぬるりとぬめり口腔を翻弄する。
性急に求める姿はいとおしく、いやがおうにも快楽の鎌首をもたげさせられる。
こんなことをされては、ただ口付けだけで終わらせるには惜しくなるのだ。
ハラルドの腕がするりと少年の後頭部へと寄せられる。
深く口付けられ、小さかった水音がだんだんと淫猥さを帯びてくる。
その間にも、互いの手は互いの衣服を解き、口付けはこれからのいやらしいまぐわいへのシグナルとなる。
リップ音を鳴らして、口付けが解かれる。
互いに呼吸も忘れ求め合ったせいか、息は弾んで、唾液がゆるりと二人の間をつないで解けた。
「よもや、これで終わるとは思っていまい?」
妖艶な笑みを浮かべるハラルド。
欲に飢えた捕食者のようなその微笑は、魔的に美しかった。
その表情に、これからのことを思ってぞわりと背筋を振るわせるブレイブ。
「おう、最初からこれで終わらせる気なんかないぜ?あんたのすべてを、頂戴するまで。」
まるで計画通りといわんばかり。
にんまりと笑んだ北欧神の化身は、再びゆっくりと唇を重ね合わせた。
**************
おしまい
ちゅうちゅう
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